中央大学付属杉並高等学校合格 C.Oさん
私が早慶個別指導学院で本格的に受験勉強を始めたのは、十一月の後半のことでした。それまでは、この塾以外にも、もう一つ別の塾に通っていました。しかし、その塾のクラスではいつも下の方で、自分に自信を失くし、どうしていつも私だけができないのか?と悩み、そのことで時間を費やしてしまうという、とても勿体無い日々を過ごしていました。
 そして、あっという間に入試まで残り二カ月という時期にまでなっていました。さすがに自分も、この時期になると焦りました。そこで、担当の鈴木先生に相談し、本格的に早慶個別指導学院にお世話になることが決まりました。それからは、授業がある日も無い日も、十時までは残って勉強するようにしました。
 そして、とうとう冬休みに入りました。今まで一生懸命勉強してきたけれど、このままじゃダメだなと自分自身感じました。その時鈴木先生が、「大学受験の時、自分は血を吐くほど勉強した。」と言っていたことを思い出しました。それから私は、「よし、吐いてやろうじゃないか。」という気持ちで本気で毎晩遅くまで勉強しました。
 受験日当日、私はとても緊張していました。それなので、面接で何を話したかなど、さっぱり覚えていませんでした。もう、終わったなと、あきらめている弱い自分がいました。家に帰って、私は今まで応援してくれていた家族に対して申し訳ない気持ちになり、三時間だけ失踪しました(笑)。
でも、一人きりになれたこの時間のおかげで、「いつまでもメソメソしていちゃいけない!」と思い、またあの時の気持ちを取り戻すことができました。
 そして翌日の合格発表の日。本当は行きたくありませんでしたが、この目で結果を見なければ、次に進めないと思ったので、私も母と一緒に学校に行きました。結果が入った封筒をなかなか開けられない私に代わって、母が封筒を開けました。そして『合格』という二文字がしっかりと自分の目に映りました。それからは母と二人、恥ずかしかったけれど、抱き合って泣いてしまいました。
 まさか合格できると思っていませんでしたが、最後まで自分を信じて努力すれば勝てないものはないのだな、と感じました。合格できるかどうかは、偏差値だけで決まることではありません。本人の「どうしても、そこに入りたい!」という強い志によって決まると私は思います。最終的に私は血を吐くことはありませんでしたが、それくらい量をこなせば必ず結果はついてきます。
 最後に一から丁寧に教えて下さった先生方、両親、兄には感謝しています。ありがとうございました。そして、これから受験生になる皆さん、「自分には無理」などと思わず、最後まで自分を信じて下さい。お互い、それぞれの目標に向かって頑張りましょう!

閉じる