芝浦工業大学工学部合格 M.Sさん
はじめに、私がこの塾に通っていた約二年間、授業担当をしていただいた先生方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
私が早慶に入塾したのは高校1年生の秋でした。多くの予備校を見学してきた中でこの塾を選んだのは”個別指導”に力をいれているという話を聞いたからです。
私は中学受験の頃、グループ授業を受けていた中で自分にはグループ学習は合わないとわかっていたので最初から個別指導の塾を探していました。しかし、なかなか徹底した個別指導を行っている予備校・塾はなく、これはもうグループで我慢するしかないか、と諦めかけていた時に、偶然にもこの早慶個別指導学院に出会えたのです。
入塾してからは、受験勉強のみならず普段の学校の勉強も教科書を持ち込んで教えていただきました。はじめは英語、その後は数学、物理と最終的には4コマ(英語2コマ、数学・物理 各1コマ)の授業をして頂きましたが、私は授業時間外の休み時間にも質問していたこともあり、本当にたくさんの先生にお世話になりました。
この塾では自分を直接担当していない先生でも質問すれば気軽に、かつ丁寧に質問に答えてくれるのです。
今この文章を書きながら通塾した2年間を振り返ると,私は本当にたくさんのわがままを言い、そのすべてに先生方は真摯な姿勢で答えて下さったと思います。授業の時間や内容、進度など、グループ学習では間違いなくかなえられなかったであろう望みをたくさんかなえていただきました。成績が思うように上がらず悩んでいるときは精神的なケアもしていただけました。
それらの、ひとつひとつがすべて積み重なって今の大学合格を手にしているのだと思います。
 この塾で勉強できたこと、支えて下さった先生方、また、私がやることなすこと全てに反対せず応援してくれた両親に感謝します。
本当にありがとうございました。

 最後に、参考までに私の高校三年間の勉強を記しておこうと思います。
推薦でも、一般でも、努力すれば必ず合格できます。がんばれ受験生!

<1年生>
学校の勉強を確実にこなしました。
体育、保健、音楽、家庭科など一見受験に関係ないような教科でも必ず後で役に立つ、と思って手を抜きませんでした。事実、それがいい方向に転がりました。
三年生になった時、センターの現社の勉強中、高校1年の頃の保健の知識が役立ちました。

定期テストはかならず全教科平均点を超えることはもちろん、得意科目は10割、苦手科目でも7〜8割を目指して勉強しました。

<2年生>
基本は1年生のときと変わりません。学校の勉強を基本として確実にこなします。
夏休み前からは受験勉強を始めました。夏休み中に数学のチャートTAを一通り終わらせ、秋頃から年内までにTAの復習をしつつUBを一回りさせました。この後は間違えたところを繰り返し練習していきます。物理は学校の教材に取り組んでいました。学校の先生が自分に合っていたのでこれに関しては恵まれていたと言えます。ただひとつ後悔しているのが、英語です。私は英語が苦手で、本来なら一番に取り組まなくてはならないのにいやで後回しにしてしまい、2年のときは英語に関してはほとんど受験勉強をしませんでした。これが仇となり、3年生で苦労することになります。

勉強の取り組み方はコロコロ変えました。いろいろ試す中で自分に一番合ったやり方を模索していくのが一番だと思います。
私の場合、最終的に学校の勉強と受験勉強はやり方が違いました。
受験勉強は一日にどれぐらいやるか無理のない程度にノルマを決め、そのノルマをこなします。それ以上は絶対にやりませんでした。
学校の勉強が基本だ、という考えだったので学校の勉強は気が済むまで取り組みます。予習、当日の復習、前回の間違え直しをその日の時間割の教科分すべて行います。
とにかく時間がかかるので受験勉強のノルマをこなしたあとに取り組みました。

全てを完璧のこなせた日は数えるほどしかありませんでしたが、落ち込むと頭に入らなくなるので「今日はここまでできた」と思うようにして終わらなかった分は学校で朝早くやったり、長期休みにまとめてやったりしました。

<3年生>
今までやらなかった英語の受験勉強に本格的に取り組み始めました。
単語、文法、長文、全てが苦手でした。結果、全てを基礎の基礎からやり直しました。単語はシステム英単語を使い、文法は齋藤先生の授業プリントとNEXTSTAGE、長文は速単から始めて最終的には長文問題集を週1回とり組みました。
この間、もちろん数学物理の受験勉強+学校の勉強にも取り組みました。
三年生になるとさぼりがちの体育ですが、これはストレス発散目的で積極的に参加しました。

<全体>
大切なのは、毎日必ず全教科に触れること。英語は特に、一日でもさぼるとすぐに忘れてしまいます。数学・物理は全分野をまんべんなくこなすこと。公式を忘れやすいので。

中学受験に挑戦してから6年間、私はほぼ毎日勉強をしてきました。
母の言いつけで、
定期テストは全教科平均越え、順位は300人中100人以内を維持し、
次の定期テストの順位は自分の前回の順位を超えることを目標にしていました。

厳しかったけれど、「できないはずはない」という母の言葉がずっと耳に残っていました。
母が怖くて取り組んでいたこともありますが、この目標があったからこそ毎日勉強できたのではないかと思います。

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